【本当に触っている気がする!?その秘密とは…】
脳のつじつま合わせによる、触覚の錯覚
東京大学文学部・大学院人文社会系研究科教授 佐藤隆夫氏
脳には、五感のバランスが不自然な状態の時、無い部分の感覚を補ってつじつま合わせをする働きがあります。ツッツキバコで遊んでいる人は、指先の動きとして「中のものをつっついている」ことを自覚し、視覚からもそれと矛盾しない情報が脳に入ってきます。指先の感覚、触覚だけがゼロなのですが、指の運動感と視覚から来る情報が「つっついている」状態を強く示しているため、脳がつじつま合わせをして、無いはずの触角(=本当に触っている気がしてしまう「触覚の錯覚」)を作り出してしまうのです。


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